別居をしてしまうと元の夫婦関係への復縁は難しいと言われています。
しかし、難しいだけで「無理だ」とは言われていません。
正しい復縁方法ときっかけを掴むことで、別居から素敵な夫婦関係に戻した女性もいますので、今回は体験談をご紹介しましょう。
自分の気持ちを大事にしていれば、別居をしても離婚を回避し仲良し夫婦に戻ることが出来るという証明でもありますので、ぜひ参考にしてください。
目次
自分が出て行った話し
旦那との生活がギスギスし、喧嘩も増えて「これ以上は結婚生活を続けることは出来ない」と言われた私。
しかし、離婚をしたくない私は「別居して落ち着いて考えたい」と言い出しました。
離婚したいのは旦那ですから、出ていくのは当然彼かと思ったのですが、その時閃いた方法を実行したいので、私が出て実家に帰ることにしたのです。
それは、「私が出ていけば、いつでも家に戻ることが出来る」ことです。
旦那が出ていってしまえば、そのまま会わずに離婚になるような気がしました。
離れてしまった場合、離婚について考えやはり一人で答えを出してしまうかもしれないという不安を感じたのです。
その点、私が出ていけば私の家ですので理由をつけて一旦戻ることもでき、それに文句を言われないと考えました。
その効果は発揮され、私のタイミングで荷物を取りにいく振りをしながら旦那との時間を過ごし、色々な話しをすることができ、その流れの中で「もう一度だけやり直してみよう」と言われたのです。
私が出ていく姿を何度も見て「寂しい」という心理状態に掻き立てられた、と後に旦那は話してくれたので別居になって離婚したくないなら自分が出ていくべきでしょう。
警戒心を解くのに3か月かかりました
離婚をした直後は旦那にとても警戒されていました。
「離婚したくないと泣きわめくのではないか」「お互いに気持ちがすれ違っていることで別居をしてまで喧嘩になるのではないか」と思っていたようです。
もちろん私の心理状態は、相手に対して縋りつきたい一心でした。
でもそれをしなかったことが復縁のきっかけになったと思っています。
別居したての頃は「結婚生活が終わってどうなるのだろう」という不安でいっぱいで、旦那に電話をすることはなかったのです。
お互いに同じような心理状態でいたようで、2か月を過ぎた頃に「このままではいけないな」と思い、私から電話をしました。
すると、相手は別居をした頃とは違うギスギスしたものではない穏やかな調子で話しをするようになっていたのです。
結果的に、復縁には大事だと言われている冷却期間を過ごしたことに気付きました。
2か月間、離れて暮らしていてもそれでも「離婚したくない」と思っていたので、そこから新しい恋愛をするように少しずつ自分の気持ちを話したり、二人で食事をするきっかけを作ったりしました。
旦那も一人で結婚生活を振り返る時間が出来たことで、冷静に私のことを見てくれたのか、それから1か月ほどして再び一緒に暮らすようになれてホッとしました。
相手に歩み寄り平行線をなくした
相手は離婚したい、あなたは離婚したくないという場合の話し合いは平行線になってしまうでしょう。
私の家庭もそうでした。
お互いに真反対の意見を持っている時には、自分の意見を通そうとすると反発することに気付いた時、私は旦那の気持ちに歩み寄ることにしたのです。
「旦那と恋愛していた時もこんな感じだったな」とはっきりとわかった時に、夫婦関係でも大事なことなのだと理解しました。
「離婚したい」と言われたなら「そうだよね、離婚した方がいいのかもしれないね」との前置きを忘れない方法が私の復縁のきっかけになったのでしょう。
離婚回避するために、反省点を伝えたり改善点を伝えたりする場合にも、必ず彼の気持ちに寄り添ってから言うようにしました。
すると、旦那の態度が軟化していき、今まで「離婚したい」しか言わなかったことが、きちんと私の話しを聞いてくれるようになったのです。
そして、旦那からの電話も増えて、私の気持ちにも寄り添ってくれるようになり、「もう一度夫婦としてやり直そう」と言ってくれました。
自分が歩み寄らなければ、相手の気持ちを変えられないことを学んだ別居でした。
連絡が来るまで待ちました
別居をした時にはとても不安でした。
旦那とは大恋愛の末の結婚で、2年目を前にしてお互いのすれ違いが原因で口論が増えていき、私はまだまだ彼のことが好きなので焦りから、ネットで色々なブログを読んだり指南書のようなものに目を通したり…
そこで発見したのが、冷却期間です。
別れたわけではありませんが、別居は離婚への道でもあると思っていましたので、気持ちを強く持ち、旦那には必要最低限の連絡しかしなかったのです。
とてもつらかったのですが、それでも唯一良いことも。
私も相当冷静に物事を考えられて、旦那が不満に思っていることやいつも私の口から発せられるお願いがただのわがままだったことを理解出来たのです。
すると、いつもは私からの要件だけ短時間の連絡しかなかったものが、旦那から電話がかかってくるようになりました。
彼の言葉に耳を傾け、質問や不安に思っていることにも誠意を持って対応していく内に態度も変わっていくことを感じたのです。
そこから復縁までは早かったです。
「夫婦になるという覚悟が僕にも足りなかった」と言ってくれた時には、これからは二人で手を取り合って支え合っていこうと誓うことが出来ました。
再会した時のために自分磨きに精を出した話し
旦那と別居して感じたのは、私は完全に母親になっていたことでした。
今思えば、旦那も寂しかったのかもしれません。
子ども中心の生活で幸せを感じながらも、なんでも自分一人で背負って、自分のことを見返ることもしていませんでした。
「私は子育てをしているんだから仕方ないでしょ」
そんな態度をしていたら、旦那の気持ちだって離れてしまっても仕方ありません。
別居をして、「私には必要な存在で、好きという気持ちを表していなかった」ことも反省しました。
そして、私が復縁のために実行したのは自分磨きを行うことでした。
子育て中心の生活で疎かになっていた女としての私、肌のお手入れや髪のお手入れ、毎日どこで出掛けてもおかしくない服装を心掛けることから始めたのです。
すると、何だか私の気持ちも自然と晴れたり、「女で生まれたことを楽しみたい」という気持ちにもなったりしました。
そして、久しぶりに旦那と再会した時(子供に会わせるため)に、目を見張っていることに笑ってしまったのです。
女としての私と笑顔がきっかけになって復縁に繋げることが出来ました。
もちろん、子供に対しての愛情もありますのでかすがいになってくれたのは間違いありません。
それでも、別居を解消してからは子供の前でもラブラブな夫婦として幸せを感じられているのは、私が自分磨きに精を出したからだと思っています。
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別居からの復縁は可能です!
あなたが不安に思っている夫婦の別居、しかしこちらでご紹介した5人の女性のように復縁を果たすことは出来るのです。
別居になることで、今一度夫婦関係について考えるきっかけにもなりますので、復縁後にはこれまで以上の仲になれるはず。
あなたも参考に出来ることを見つけ、ぜひ実践し、離婚回避に向けての行動を始めてみましょう。