夫婦生活が続いていくと、「結婚生活を送ることに疲れた」「旦那と過ごすことが辛い」と思う女性も少なくありません。
家事や育児に疲れていたり、結婚生活に問題が起こったりするのはない方がおかしいかもしれません。
しかし、辛い状態を放置していては離婚の危機となってしまい、乗り越えられるものも問題解決のきっかけを見つけることも出来ないでしょう。
そこで多くの夫婦が結婚生活に疲れたと思う原因をご紹介しますので解決方法に役立てて、より素敵な夫婦生活を送れるようにしてください。
価値観の違い
離婚の原因にも連ねられる夫婦の価値観の違いが露出していると結婚生活に疲れてしまいます。
仕事に対して、家事に対して、子供に対しての価値観は夫婦生活を続けていく内に擦りよせていく必要がありますが、頑固な場合やこだわりが強い場合にはなかなか難しいものです。
夫婦は毎日の生活を助け合い、支えあいながら送っていくものですから、一つでも価値観が大きく違うものを見つけると苦痛になってしまいます。
そもそも、男女の価値観が根本的に違うものもあり、お互いに擦り合わせが出来ないものもあります。
時には諦めも必要なときもあるくらいです。
「結婚する前に気付かなかったの?」と言われることもありますが、実際に生活をしている中で見つかるものはたくさんあります。
弁護士に相談をしても、男性と女性の価値観が埋まらなくて、一気に離婚に進むケースもたくさんあるのです。
家事に対する行い
夫婦として家族として生活をしている中で家事に対する行いによって疲れ果ててしまうことがあります。
仕事をしながら子供も育てて、家事も多くを引き受けざるを得ない女性も少なくありません。
そういう状況だけでも疲れてしまうもの。
そこに旦那の協力が見えなかったり、夫のこだわりに合わせてばかりいては効率も悪くなり辛くもなるでしょう。
夫婦となる男女は育ってきた環境が違います。
自分が正しいと思う方法でも、相手にとっては違う場合もあるのです。
どちらかが正しいというわけではなくても、「実際に行動を起こしている私の方法で好きにさせてよ」と女性は思いますが、男性も「生活を一緒にしているのだから意見くらい言ってもいいだろう」と感じています。
毎日の生活にそのようなことが続けばストレスは溜まっていき、逃げだしたくなることもあるでしょう。
自分の意見を伝え、そして相手の考えにも耳を傾けるなどの歩み寄りが双方に必要な時だと言えます。
義理の親との付き合い
結婚生活は夫婦だけで完結するものではなく、そこには義理の親との付き合いは避けて通れるものではありません。
結婚は大好きな男性としても、その親族との付き合いはしなければならなく、その関係が上手くいかないと女性は疲れてしまうのです。
嫁姑問題はよく言われている話しで、いびられていると感じる女性も少なくありません。
それでも旦那との生活を守るために、いい嫁としていくら頑張っても認めてもらえない、プライベートなことまで口をはさんでくる、特に子供のことに意見を言われ過ぎてしまうと大きなトラブルに発展することもあります。
なかなか自分の意見を伝えられない、伝えても拒否されてしまうと悩んでいる女性も多くいます。
夫の対応で色々と変わってくることですが、仕事で忙しい旦那は「母さんは悪気があるわけではないから」と事なかれ主義を貫かれると、離婚も視野に入ってきます。
夫婦とは違うところで問題を抱えていると、大きなストレスとなって弁護士事務所に駆け込む女性もいるのです。
態度に不満
夫婦は毎日顔を見合わせる、生活を共にする男女です。
そこは恋愛時代に週に何日か会う、数時間を過ごすといった時とは全く違う弊害が生じることがあります。
それは態度によるもの。
人には感情があり、いつでもどこでも穏やかで相手に思いやりを見せられる状態を続けるのは無理があります。
時には仕事で上手くいかない時、悩みがある時、落ち込んでいる時、イライラしているというマイナスの感情を抱えている場合には、相手に不愉快な態度を出してしまうことがあるでしょう。
夫婦として生活をしている間に、距離間もなくなり、自分の気持ちのままに接してしまうようになるのです。
それを相手はストレスを八つ当たりされていると思って、辛いと感じます。
夫婦のコミュニケーションが上手くとれていない時によく起こる現象ですから、普段の生活方法を見直す必要があることが分かるでしょう。
長く夫婦としていると、相手をソッと放っておくことも大事な時があります。
我慢することが増えている
「結婚生活は忍耐」だと言われていますが、我慢することはたくさんあります。
上記でもともと他人の男女が一緒に暮らすのですから、どちらかが我慢をすることはよくあることです。
「私ばっかり」と思っていても、現実は旦那も我慢していることはあるはずです。
お互いに我慢の限界が来た時には離婚問題に発展するでしょう。
男性はギリギリまで自分の気持ちを伝えないという人も多いですし、女性も態度にだけ出して「察して欲しい」と感じていることもたくさんあります。
「夫婦だから」という気持ちで、「分かってくれるはず」だと想像で思っているとどうしようもない状況に陥り、弁護士が登場することになるでしょう。
そうなった時には離婚に向けての話し合いとなり、そもそもの我慢の原因も見つかりにくくなり、解決は極めて困難になります。
我慢をする前に意見や気持ちを言い合える関係を作り上げることが夫婦にとって疲れない生活にするコツです。
まだ間に合います。
夫婦間の問題点をあぶり出してください。
感謝されない
「家族のためにこんなにがんばっているのに」と感じているのならば、それは感謝をされていない事への不満を抱えていることが分かります。
「ありがとう」「助かっているよ」との言葉があれば、大変なことも進んで頑張れるものです。
しかし、「やって当たり前」と思われていると感じていれば、何でもないことでもすぐに疲れてしまいます。
遣り甲斐を感じない、家族のためになっていないのではないかと思うからです。
細かいことでも普段から「ありがとう」と感謝を表してくれてもらっている女性はストレスを感じることなく、自分の役割を率先してこなしています。
感謝の気持ちを感じないと、自分一人で孤独さを感じることもあるでしょう。
まずは、あなたが旦那に対して「ありがとう」と言うことから始めてみましょう。
夫婦は鏡ですし、「ありがとう」と言われることで心境が変わることを理解すれば、夫からの感謝の気持ちを聞き続けることになります。
疲れるか疲れないかは、夫婦の在り方に大きく変わるのです。
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結婚生活をストレスフリーにすることが出来ます!
結婚生活が辛い、疲れたという状況は夫婦間での問題点を知ることで改善させることが出来ます。
あなたの本心や旦那の思いを知ることから始めましょう。
現状で苦しんでいることにはきちんと理由があり、あなたが実は求めていることをはっきりとさせる事が出来ます。
旦那はあなたが結婚生活に疲れていることに気付いていない場合もあります。
言葉無くして察してもらうことは不可能ですので、この機会にぜひ自分の気持ちを旦那に話してみてくださいね。
驚かれるかもしれませんが、しっかりと受け止めてくれて新しい夫婦の形を模索してくれるはずですよ。