どうしようもない感情、産後クライシスに陥ってしまい、旦那に対しての態度の悪さや暴言などに悩んでいる女性は少なくありません。
妊娠、出産、育児中の女性の体には大きな変化が起こっていて、それをコントロール出来ないことで旦那に嫌われ離婚の危機になることもあります。
夫に嫌われてしまっても、まだ対処方法次第では気持ちを取り戻すことが出来ます。
これからの子供との生活のためにも、産後クライシスが原因での嫌われた状態を改善する方法をご紹介しますので、ぜひ参考にして幸せな夫婦生活を取り戻してください。
産後クライシスについて理解してもらう
旦那には産後クライシスについて理解してもらう努力をすることで、現状を変えることが出来ます。
産後クライシスとなると、無意識に「旦那が嫌い」「夫が気持ち悪い」と思うことがあります。
そこに、赤ちゃんの子育てや家事の忙しさが相まり、冷たく接してしまったり、言ってはいけない言葉を発したりしてしまいます。
新米ママは何事にも余裕もなくなります。
産後クライシスになる大きな原因は、妊娠や出産、子育て期のホルモンバランスの崩れです。
赤ちゃんを出産するため、育児するために正常時とは異なるホルモンバランスによってイライラしたり、旦那に対して「嫌い」という感情が芽生えたりします。
慣れない生活や思っていた理想とは違う現実もその拍車をかけるのです。
離婚に発展しないためにも、「今の時期だけのこと」「終わりが来ること」も合わせて産後クライシスについて説明をしてください。
きっと、妊娠中にも女性のホルモンバランスの崩れに戸惑った男性もたくさんいますので、「それと同じことか」と理解してくれるはずです。
労いと感謝の気持ち共にお願い
産後クライシスが原因で旦那に嫌われたあなたは、夫の気持ちを取り戻すために日頃から意識して労いと感謝の言葉を伝えつつお願い事をするようにしましょう。
旦那も慣れない育児に彼なりに奮闘しています。
夫婦で助け合う覚悟もあります。
しかし、産後クライシスでイライラした部分ばかりを見せていると、気持ちが離れてしまい離婚が頭を過る現実も悲しいですがあるのです。
「おむつくらい変えてよ」と忙しい育児や家事をこなしながら命令口調で言ってしまっているのなら改善する余地があります。
「自分の子どもくらいちゃんと見てよ」と思うことをやめて、「仕事で疲れているところも申し訳ないけれどおむつ変えてもらってもいい?」と頼みましょう。
お願い事を聞いてくれた時には「ありがとう」と感謝の気持ちを持つのです。
旦那も子供が産まれたことで気負って仕事に取り組み、普段以上に疲労やストレスを溜め込んでいる場合もあります。
大変なのは自分だけではない、と言い聞かせることが出来れば、下手にお願いをすることは何とも思いません。
少しずつお手伝いのはばを広げていけば、あなたの赤ちゃんを子育てする大変さを感じて自ら動いてくれるようにもなります。
気持ちはきちんと伝える
きちんと言葉に出して気持ちを伝えることで、旦那の気持ちを取り戻す方法となります。
女性は特に、「察して欲しい」と態度で気持ちを示すことがあります。
中には「夫婦なんだから分かるよね」と男性にとっては無理難題を押し付けることもあるのです。
女性同士ならば出来ることでも、男女では難しいことを理解してください。
して欲しいこと、求めている未来、子どものことなどはきちんと夫婦で時間を割いて話しをするべきです。
産まれたばかりの子ども、自分での子どもであっても「どうしていいのか分からない」という男性も実は多く、ママからの指示待ちをしている人もたくさんいます。
直接言われると「そういうことか」「じゃ、頑張ってみよう」と思えるパパも少なくありませんので、想像で旦那を予想して期待をするのは今はやめておきましょう。
夫婦だからこそ、新しい家族を形成している今だからこそしっかりと気持ちを伝えあうことで気持ちを取り戻せます。
慣れない育児に追われる家事に忙しいとは思いますが、離婚回避するために必要なことですから積極的に行動に移してください。
旦那と子供だけの時間を作る
ちょっとした時間で構いませんので、旦那と子どもだけの時間を作ることで、次第に気持ちを取り戻し、元の愛情ある夫婦関係に戻れるでしょう。
必ず一声かけるようにしてください。
「洗濯物を干してくるからその間、お世話をお願いするね」
このような短時間から始めると、もし旦那が赤ちゃんに対して「お世話が怖い」「何かあったらどうしよう」と感じていてもハードルを低く出来ます。
常に過ごしているママとは同じことは出来ないと感じている男性も多く、そこに産後クライシスによって冷たくされるようなことがあるから嫌われてしまったのです。
それならば、ママと同じように育児に取り組んでみたり、自信がついたりするように持っていくと、状況を良い方向に変えられます。
最終的には、「美容院に行くからお世話してね」と2~3時間預けられるようになるのがポイントです。
赤ちゃんの単純なお世話だけではなく、自分の子どもを「可愛い」と思えるような絆をそこに作る事が出来ます。
「俺が抱っこしたら泣き止んだ」本当にこれだけでも状況は変わります。
また、育児の大変さを身を通して理解してくれるので、あなたのイライラにも寄り添ってもらえるようになり、あなたの感情を理解してもらえるようになるのです。
褒めて気分を高める
男性の真理は単純だと言われますが、あなたが旦那を褒めることで気分を高める効果があり、家族としての存在を大切だと思ってもらえるようになります。
「私が抱っこするよりもあなたが抱っこしている時の方が機嫌がいいわ」「ダイナミックな遊びをしてくれている方が子供が楽しそう」など、自信をつけさせることも出来るのです。
奥さんにとっても、子どもにとっても「パパ」という存在が必要なことを身を持って分かれば、あなたへの嫌いという感情は必ず変わります。
また、嫌いと思った背景には「自分よりも子どもの方を愛しているんだな」「自分は何のために存在し、仕事を頑張っているのだろう」という心理が隠されています。
あなたが旦那を褒めることによって、あなたが必要としていることを理解してもらえるようになるでしょう。
育児に自信がついたことで、これからどんどんと子どもと自ら接していく時間も増えていきますので、あなたの産後クライシスの症状を和らげることにもなります。
早い段階で産後クライシスから抜け出すことが出来れば、それだけ離婚回避にも繋がるのです。
イライラしているよりも夫を褒めて楽しそうに育児をする旦那を見ている方が気分も落ち着いてくるでしょう。
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嫌われたことへの対処は実は簡単です!
産後クライシスで嫌われてしまい、旦那の気持ちを取り戻したいと思っているあなた、実は簡単な方法でそれを実現出来ます。
まだ大丈夫です。
旦那の大切さに気付いたのですから、もうすぐ産後クライシスから抜け出すことが出来ますし「どうしてあんなにイライラしていたのだろう」とあなた自身が驚くはずです。
気付けたとき、離婚したくないと望んだ時にはすぐに行動に移しましょう。
男性の中には産後クライシスを理解していない人も多くいますので、まずはそこの説明からしていけば、可愛い赤ちゃんとの生活を守ることが出来ますよ。