離婚のきっかけは様々ですが、旦那が思う「もう結婚生活を続けていくのは無理だ」「離婚したい」と思う原因や理由を知りたいと思っている女性は少なくありません。
男性と女性では、夫婦生活に関して思うことは違うでしょうし、離婚のきっかけになる事柄にも違いが見られます。
旦那が思う離婚のきっかけを知れば、そう思わせない方法を見つけ、夫婦関係をより良くするための手助けにもなるはずです。
まさかの事態になる前に、原因や理由を探り出す離婚回避の方法として実践に役立ててください。
自由がない
世の多くの旦那は「自分には自由がない」と思っています。
結婚し夫婦となり、子供が出来て家族となることに対して幸せを感じている部分はありますが、旦那個人の時間はどうしても減ってしまうでしょう。
それは妻であるあなたも同じです。
仕事に家庭にと考えていると、勝手に一人の時間を取ることを「申し訳ない」と思ったり、罪悪感を抱いたりして我慢を続ける男性は多くいるのです。
そんな我慢の限界が来た時に、離婚が頭を過ります。
独身時代のことを思い出したり、実際に独身の男性や離婚経験者の男性を見た時に羨ましくもなるのでしょう。
大きな問題やトラブルが家族間で起こっていない場合にも、自分の時間が取れないことで「たまには一人になりたい」という気持ちが大きくなってしまいます。
この思いには男女の差があり、なかなか奥さんには理解してもらえないことで、一人で悩み決断を下すケースもあるのです。
自分を否定される
結婚生活を送っている中で、奥さんに自分を否定されたと感じて「こいつとは未来が見えない」と思う場合があります。
生活の違い、考え方の違いなどから「そうじゃない」「あなたは間違っている」という言葉や態度は、女性が思う以上に旦那を傷つけてしまうのです。
相手はプライドを持つ大の大人ですから、これまで自分が信じてきた価値観などを否定されると、存在意義までもを否定されたと感じます。
夫婦間でも問題やトラブルのきっかけになることがあり、喧嘩に発展することもあるでしょう。
夫婦や家族は、話し合いながら一つのものを作り上げていくものですから、頭ごなしに否定をしてはいけないということです。
家庭を守るあなたとしては、自分のやり方を推し通したいと思うのも当然ですが、まずは相手の言い分を受け入れた後に意見を伝えるようにしなければなりません。
夫婦生活をより良くしようとする方法の男女の価値観の違いが見られる傾向にもあります。
不倫された
奥さんに不倫や浮気が発覚した時には、問答無用で離婚を考える旦那が多くいます。
どのような理由があるにしろ、自分以外の男性と体の関係を持つことを許せないと思っているのです。
もちろん、体の関係を持つ不貞行為は離婚事由に挙げられますので、あなたとしては絶対に不倫や浮気に手を出してはいけません。
浮気相手への慰謝料の請求などで泥沼化するのは目に見えていて、精神的にも肉体的には旦那は辛くて仕方なくなります。
女性の浮気は、一時のものではなく、気持ちも込められていると言われていますので、旦那の中で上手くこの問題やトラブルに対応することが出来ない場合もあるでしょう。
「信頼を裏切られた」として、「もう夫婦としてはやっていけない」と思われて当然だとも言えます。
配偶者以外の男女との体の関係は、夫婦にとって取返しのつかない心理を生み出すのです。
あなたが「離婚したくない」と縋りついても、後の祭りとなってしまうでしょう。
愛情のない仮面夫婦
何がきっかけか、どれが原因かもわからない内に、愛情のない仮面夫婦として生活しているとある日突然、離婚を切り出されることがあります。
「世間体のため」「子供のため」「今の生活のため」という理由が仮面夫婦を選ぶ人にはありますが、旦那はそのようなことを望んでいなかったということです。
夫婦は様々なことを話し合い、歩み寄り、幸せな生活を送るパートナーでありたいと思っている男性は少なくありません。
「幸せだ」と感じない夫婦生活に疑問を持ち、「何のために一緒にいるのだろう」「人生って何だろう」と考えることで、離婚を決意します。
二人でいる時には会話もなく、ただ生活をするだけのために夫婦でいるという状況に堪えられなくなり「こいつとは未来が見えない」と思うのです。
仮面夫婦として生活していることにあなたも自覚しているのならば、夫の気持ちは痛いほどに分かるでしょう。
「人生を歩み直したい」と強く思うようになることが離婚のきっかけとなります。
子供への意見が一致しない
夫婦に子供がいる場合、その子供への意見が一致しなくて離婚を切り出す旦那もいます。
子育てにははっきりとした答えがありませんから、夫婦で意見が違うこともあるでしょう。
「のびのびと育てたい」「小さな内から英才教育したい」、「保育園に預けて仕事をしたい」「保育園は可愛そうだから実家に預ければいい」など、様々な問題が襲ってきます。
二人の子供ですから、どちらかの意見を優先的に、という考え方も現実的ではありません。
特に母親はお腹の中に子どもがいる時からずっと一緒にいますので、「子供の為の行動」に理想をしっかりと持っていて、そこを譲ってもらえないことも多いでしょう。
旦那としても、自分の分身のための育児方法がありますが、それをさせてもらえない、話も聞いてもらえないことで、夫婦の未来を失ってしまうのです。
子供の問題が大きくて、中には妻の一番が子供になったということで離婚を考える旦那もいるそうです。
ATMとして見られている
旦那は一家の大黒柱として一生懸命に仕事をしてお金を稼いでくれています。
そこに感謝の気持ちがなかったり、家族の中に居場所がないと感じている場合には「自分はただのATMかもしれない」と思い、離婚のきっかけになってしまいます。
そう思ってしまうようになると「自分で稼いだお金なのに使えるのは毎月渡されるお小遣いだけ」という思考に陥ってしまうケースもあるのです。
ATMだと感じる旦那は、「どうして仕事をこんなにしているのだろう」「自分は家族を養うだけの人生なのだろうか」という疑問を持つようにもなります。
存在意義が危ぶまれ、「それなら離婚をして自由きままに暮らしたい」と思うようになるでしょう。
旦那にATMだと思われないように、常に家族で感謝の気持ちを持って、自宅での居場所を感じてもらいましょう。
「あなたのお陰で生活が出来ているの、ありがとう」「パパはお仕事頑張って凄いんだよ、家ではゆっくりさせてあげようね」という工夫を必要です。
旦那だから、父親だから稼いでくるのは当たり前だという態度は決してとってはいけません。
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離婚のきっかけを考える旦那を阻止しよう
男性が妻との離婚を考えるきっかけを理解出来れば、その思考になることを阻止することが出来ます。
家族全員が笑って過ごせる家庭、夫婦それぞれが認めあえるような関係を築いていく工夫をとっていきましょう。
愛し合って結婚をしたことを思い出して、感謝の気持ちを伝えたり、たまには一人の時間を与えたりしてもいいですね。
そんな心遣いが旦那は嬉しくて、もっと家族のための行動を取ってくれるはずです。
離婚のきっかけを与えないような工夫は、旦那が何を求めているのかを感じ取りならば実践してくださいね。