夫婦、子供がいれば「お父さん」「お母さん」の仲が最悪な状態では、大事な子供に悪影響を与えてしまいます。
それだけではなく、このままでは離婚問題に発展し、家族はバラバラになってしまうかもしれません。
子どもの前では笑顔を保つように心がけているママも、ちょっとした異変に気づくのが子どもです。
夫婦仲の改善方法と、子どもに与える影響について詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
夫婦仲が悪くて子供に与える影響
常に顔色を窺うようになる
夫婦仲が最悪な状態では子どもは常に顔色を窺うようになります。
結婚をして生活をしていれば、夫婦関係には様々な苦難が訪れます。
いつも平穏に暮らしていけることがどれだけ幸せなことかを痛感する時でもあるでしょう。
喧嘩が絶えなくなったり、お互いに顔を見合わさないようになったり、解決策を見つけられずに不穏な空気をまとうようになります。
そんな時、「パパは怒っていないかな」「ママは悲しそうな顔をしていないかな」と顔色を窺うようになるのです。
時には、その場の雰囲気をよくしようとおちゃらける子供もいます。
成長しても、常に人の顔色を窺って自分の意見がはっきりと言えなくなることも予想されます。
妊娠して喜びの中で自分の子供になったのに、そんな人生にしてはいけないでしょう。
旦那と真剣に話し合って、今を乗り越えてください。
自分を責めてしまう子供になる
「ママが起こっているのは私のせいかもしれない」「僕がおりこうにしていないからお父さんもお母さんも怒っているんだ」と子供は不仲の夫婦を見て感じます。
幼い心の中では大人の関係に何が起こっているのか詳しいことは全く分かりません。
分かっているのは、結婚しているパパとママが喧嘩をしていること、口も聞かない状況であることなどです。
子供にとって両親は全てで、一人でもいなくなることを恐れています。
離婚という単語は理解出来ていなくても、その状況を怖いと思っているのです。
「どうして喧嘩をしているのだろう」「どうして怖い顔をしているのだろう」と幼い心に考えた答えが「自分が悪い」ということ。
そんな切ない気持ちを持っていますので、「わがままを言わないでおこう」「親を困らせないようにしよう」と考えるのです。
これは子供の自我を抑えていることになりますので、このままの環境が続くと対人関係が上手くいかない子供になってしまいます。
体調が悪くなる
妊娠中から子供の健康のことばかり考えているあなたは、夫婦仲が悪いことで子供の体調が悪くなってしまう現実を知る必要があります。
夫婦仲が険悪だと家の中の雰囲気は暗く最悪な状態でしょう。
そこで、子どもはのびのびと過ごすことは出来ませんし、羽を伸ばして寛ぐことも出来ません。
いつまた、夫婦喧嘩が始まるか分かりませんのでビクビクしていると言えるでしょう。
全く健康的な環境ではありません。
子供でも鬱になることがあり、夫婦仲が最悪なことがきっかけ、そして長期間に渡ることで精神状態に異常を期してしまうのです。
心の病気だけではなく、免疫力が低下してしまったり自律神経が狂い、不眠や食欲がなくなったりしてしまうこともあるでしょう。
愛する子供が体調を悪くした原因が、親であるあなたや旦那だと考えると切なさが募ります。
早く子供を救うためにも夫婦仲を改善する方法を実践してください。
将来を左右する大事なことだと言っても過言ではありません。
夫婦仲が最悪な時の改善方法
自分から変わる努力をする
夫婦仲が最悪な時には、「相手を変えよう」「ここを変えて欲しい」ではなく、自分から変わる努力が必要です。
お互いに思うことがあるからこそ、険悪な空気が夫婦間に流れ、子どもが心配するくらいの喧嘩になってしまいます。
関係を良くするためには、あなたが変わる姿勢を旦那に見せることによって、彼の意識に変化をもたらせられるでしょう。
旦那が求めている関係に少しでも近づけるように妥協している姿や、歩み寄る姿は結婚生活を続ける意思表示にもなります。
頑なな態度は「離婚したいのかな」「離婚になってもいいんだな」と相手に感じさせるのです。
妻が変われば夫も自然と変わっていきますので、「まずは自分から」という意識が必要です。
笑顔を増やしていったり、旦那の言葉に耳を傾けたり、家族の時間を積極的に取ったりしていきましょう。
妻の雰囲気が良くなれば、家庭内の空気間も良くなっていくはずです。
感謝・思いやりの気持ちを伝える
男性は、人から感謝されたり思いやりを見せられたりすると必要以上に頑張れます。
それは「誰かに必要とされたい」「頼られたい」という心理を持ち合わせているからです。
この心理は特に既婚男性には深く、夫婦、子供、家族に対して感じているからです。
そうでなければ、自分以外の人のために仕事に一生懸命になる、人付き合いをする意味が見出せません。
「ありがとう」「いつもご苦労様」「あなたがいるから幸せです」という気持ちを伝えていきましょう。
夫婦だからこそ、しっかりと相手に伝わるようにしなければなりません。
長く一緒に暮らしていると「言わなくても分かるだろう」と思ってしまいがちですが、それは自分とは違う人間に対してのことなので不可能に近いのです。
しかも今は、夫婦仲が最悪な状態ですから、意識的に感謝や思いやりを伝えていかなければなりません。
自分の想いを伝えるためには、そのための行動を起こすという基本的なことを実践していきましょう。
干渉しすぎないようにする
夫婦仲を改善させようとして、旦那をがんじがらめにしてはいけません。
ある程度のルールは家族ですから必要ですが、干渉し過ぎると旦那は逃げ出したくなってしまうのです。
家庭を持っても少しでも「自由が欲しい」と思っている男性、一人の時間は何も言われない時間を与えた上で、干渉しないということです。
「何時に帰ってくるの?」「今から何をするの?」「暇だよね?○○して」という言葉などをなくしてみましょう。
そのためにも、あなたも同じように自分の時間を楽しむ努力をしてください。
夫婦だから、家族だから常に一緒に同じことをしなければならないということはありません。
全てはメリハリだと思って、家族で過ごす時間をより良くするためにも個人の幸せを感じるようにするのです。
干渉し過ぎると、男性は家庭を捨てることになってもいいから逃げだしたい、その気持ちが大きくなっていくと、不倫や浮気に走ったり、最悪蒸発してしまうケースもあります。
話し合いの余地もなくなり、夫婦関係の改善は絶望的になってしまいますから、その前にお互いそれぞれの時間を確保できるようになりましょう。
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大切な子供を守るためにも改善を
結婚生活を送る上で、常にいつでも問題がなく仲良く暮らしていけているという夫婦の方が少ないかもしれません。
しかし、トラブルが起こった時やその後の対処を間違ってしまうと、子どもに大きな影響を与えてしまうくらいの事態になってしまいます。
妊娠が分かってからとても大事に育てている我が子を窮地に追いやることは出来ませんよね。
夫婦仲が最悪になっているのならば、早くその状況を抜け出すためにも手を打ちましょう。
もともと、愛し合って結婚までした夫婦なのですから、きっと上手に乗り越える方法があるはずです。