旦那の浮気が発覚したけれど、もう一度夫婦としてやり直そうとすることを「再構築」と言います。
しかし、再構築をしようと決断をしても成功する夫婦もいれば失敗する夫婦もいることは事実です。
旦那の浮気から再構築の道のりを選んだという方は、こちらの内容を参考にして再び素敵な夫婦になれるように前に歩んでいきましょう。
目次
夫婦の再構築の成功例
気持ちの切り替えをうまくしている
旦那の浮気から再構築をする際には、再構築をすると決めた段階から気持ちの切り替えをしなければなりません。
浮気が発覚してから、たくさんのことを考え、多くの思いに支配されてきましたよね。
「離婚するべきなのだろうか」「再構築をこの旦那としても大丈夫なのだろうか」など、不安と心配を繰り返してきたはずです。
しかし、そんな葛藤は再構築をすると決めたなら前だけを向いて歩いていくために捨てなければなりません。
旦那を罵倒することも、不安な気持ちをぶつけることもしないこと、それこそが再構築を成功させる秘訣となりますよ。
気持ちの切り替えは、あなたが前だけを歩いていくこと、旦那の浮気については掘り起こすことはしないと決めることです。
いつまでも辛い思いに縛られていると、あなたも悲しいですし、旦那もこれからの夫婦生活に自信を無くしてしまいます。
夫婦がもう一度心から笑って過ごせるようになるために、気持ちの切り替えをしっかりと行った上で再構築への道のりに乗り出していきましょう。
家族として生活している
再構築をしながらも、心のどこかに許せない思いを残し、家族として成り立たないという夫婦ではなく、きちんと旦那も家族の一員であると理解してもらえるようにすると成功します。
それは、旦那のことを信じる気持ちから出来ることでもありますよ。
浮気を一度でもされてしまうと疑いの気持ちが時々出てきてしまいますが、それは表には出さないこと。
もう一度夫婦としてやり直すと決めたならば、とことん旦那のことを信じ抜くことを意識しましょう。
すると、旦那は家族の中で大事な存在だと扱うことができますよね。
子供がいる場合には、お母さんのふとしたお父さんへの仕草を見て、子供と父親の距離を広げてしまうことがあります。
家族として成り立っていることで、旦那は浮気をする理由をなくしますので、またあの悲しみを味わうことにはなりません。
出かけるのも食事をするのも家族一緒、浮気の罰を仲間はずれにすることは避けてくださいね。
きちんと愛情の確認をしている
再構築をすると決断をした時、そして再構築中にもお互いに愛情の確認をしている夫婦はまた仲良し夫婦になる成功例だと言えます。
行動や態度で分かるでしょ?と思っていても浮気されてしまったのですから、そこを反省点とし、きちんと夫婦の会話として愛情の確認をしていきましょう。
再構築をするとあなたが決めた時、しっかりと旦那は反省しあなたへの愛情を語りましたか?
あなたが離婚いないと言えば離婚をすることは出来ない状態で、旦那の気持ちが少しでも浮気相手にあれば再構築は結果的には残念なことになってしまいます。
「本当に愛しているのはお前だけだ」「浮気をしてきみを傷つけて本当に悪かったと思っている」という言葉が聞ければ安心ですね。
愛情を与えられると与えたくなるのが人間としての心理ですから、気持ちを出し惜しみせずに、お互いに愛情を伝えあっていける夫婦を目指しましょう。
夫婦の再構築の失敗例
喧嘩の度に浮気したことを持ち出す
夫婦の再構築への道のりを歩く上で、これは失敗してしまうという事例を3つご紹介していきましょう。
どれも「ついやってしまうこと」ですから、普段の生活の中でも意識して、成功に導くように避けて欲しいことです。
まずは、喧嘩をする度に浮気したことを持ち出すことです。
旦那の浮気事件がおさまっても、夫婦で意見が合わずに喧嘩をすることはあります。
しかし、その喧嘩の中で過去の浮気を持ち出すのは、旦那としてはウンザリしてしまいますよ。
浮気をしたことは一生をかけて反省するつもりで、家族に人生を捧げている夫だとしても、喧嘩の度に感情的になった妻から毎回のように「浮気したくせに!」なんて言われると、「自分の何を見てくれているんだ?」という気持ちになってしまいます。
浮気をされた方としては切ない気持ちが残るものではありますが、感情的になった時に過去のことを持ち出すのは夫婦生活の危機を招いてしまうことになりかねませんので注意しましょう。
不透明な行動を起こす
これは、夫に注意して欲しいことですね。
何をしているのか分からない、何を考えているのか分からないよいう不透明な行動を起こしていると、夫婦生活の再構築は難しくなってしまいます。
浮気した旦那がこれからしなければならないことは信頼を取り戻すことですよね。
もう一度信じてもらえるように「もう二度と浮気をしない」という決断のもと行動をしているのに、また疑われるようなことをしていてはいつまで経っても信用を得ることはできません。
そこで、きちんと再構築をする際のルールを夫婦で設けましょう。
旦那としては窮屈な思いをすることもありますが、再構築をして仲良し夫婦に戻るため、そして妻を安心させるためのものであることを理解してもらいましょうね。
仕事の都合などは早めに伝えてもらう、帰宅する際には連絡を入れてもらう、休日の過ごし方などについてしっかりと話し合い、お互いに何をしているのか分からない状況を作り出さないようにしてくださいね。
透明性のある夫婦ならば、失敗することはありませんので、報告などを中心にルール化していきましょう。
理想ばかりを追いかけている
そして最後に、夫婦生活の再構築の失敗例は、理想ばかりを追いかけてしまうことです。
夫婦とはどうあるべきか、親とはどうあるべきかと考えることは大事なことです。
しかし、それを自分たちに合わせたものではなく理想のままのものを追い求めているとするならば、その理想を手に入れることは出来ませんし、夫は息の詰まる思いをしてしまいます。
再構築をする際には、「もう二度と悲しい思いをしたくない」「旦那が浮気をしないためにはどうしたらいいのだろう」と考えます。
そんな時に理想の夫婦や家族、仲良さそうな夫婦や家族を見るとそこを目指したくなります。
しかし、それはあなたと夫の性質を理解した上でなければ失敗してしまうのです。
無理をしても窮屈なだけ、そこは生活を兼ねている関係でもありますので、無理しない一歩高い理想はどのようなものなのかについて考えてみてくださいね。
成長は必要なことですが、夫婦で無理をしていてはそれは自然な家族ではありませんよね。
再構築の選択選びは慎重に
旦那の浮気からの再構築の道のり。夫婦の再構築の成功例と失敗例についてご紹介しました。
再構築する際の気持ちや行動などの選択選びには慎重になりましょう。
あなたの決断の先には何があるのかを考えなければなりませんね。
その時の感情のままに動いてしまうと、旦那もあなたも傷ついてしまい、結果的に再構築の道のりは失敗となってしまいます。
再構築が成功し、再び夫婦で心からの笑顔が見られるような工夫ならばどんどんと取り入れていきましょう。
先にある未来を想像しながらの再構築をおすすめします。