元旦那に離婚を切り出されたシングルマザーの女性は、離婚後の男性の気持ちや生活を気にしていることが少なくありません。
男性として家族としての未練を抱えていることも多く、離婚自体に納得していない気持ちやシングルマザーとしての大変さを味わいながら「あの人はどんな生活をしているのだろう」と考えるのです。
そこでこちらでは、自分から離婚を切り出した男性の気持ちや生活についてご紹介しますので、ぜひあなたの疑問を解決させてください。
あなたや子供に対して、離婚前と離婚後では気持ちの変化が訪れているようです。
目次
離婚後の男性の気持ち
孤独感と懺悔の気持ち
やはり離婚が成立して最初の夜から孤独感を味わうことになります。
「自分から離婚したいと言ったのに?」と思われるかもしれませんが、旦那が離婚をすると決めたのも苦渋の決断だからです。
「このまま夫婦としてやっていっても共倒れしてしまう」「子供のためにはならない」と考え抜いて出した答えですから、実際に離婚が決まると寂しさを感じます。
他に好きな人ができて不倫や浮気していたという場合ではない限り、その孤独感は長いこと続くことになります。
男性から離婚を切り出したということは、旦那が家族をバラバラにするきっかけを作ったということになりますので懺悔の気持ちも同時に湧いてくるのです。
眠れない夜は同じ環境になる人のブログなどをのぞいて、気持ちを落ち着かせていることもあるでしょう。
喪失感
妻や子供と問題を抱えながらでも生活をしていた状況が一変しますので、喪失感も抱くようになります。
子供の親権は母親になり、シングルマザーにあなたがなっている場合には、離婚後旦那は一人きりとなるのです。
仕事が終わり自宅に帰っても、暗い部屋が待っているだけ、「うるさいな」と思ったこともある子供の元気な声も当然聞こえない部屋で寂しく食事をします。
夫婦として家族としての生活から大きく状況が変わり、失ってしまったものの大きさを感じていることでしょう。
ウジウジした気持ちを誰かに相談することもなく、心にぽっかりと穴があいた状態で無心になっていることもあります。
男性は寂しさを嫌う傾向にありますが、離婚後は友達と遊びにいく気分にもなれずに、だからといってあなたや子供に電話をかけて声を聞くことも出来ない状況に深い喪失感を抱くのです。
「もっと何か他に方法があったのではないのだろうか」
離婚をしたことに後悔をしていても、「これで良かったはずだ」と思っていたとしても「もっと離婚回避のために他に方法があったのではないだろうか」と考えています。
人は反省をする生き物で、それは死ぬまで続きます。
成功だと思ったことでも「あの時ああやっておけば」と思うこともしばしばです。
あなたとの離婚についても旦那は、離婚という最悪の事態になったことを反省します。
不倫や浮気をしたのならば原因は明白ですが、よくある「性格の不一致」などの場合には、離婚回避の方法を落ち着いた時に見つけることもあるでしょう。
夫婦で過ごしている間は感情的にものを考えることも多いので、離婚後に一人になった時に客観的に物事を分析して反省してしまいます。
基本的には夫婦の問題は夫婦で解決出来ることが出来るものですが、離婚!となった思考では冷静に判断できなかったことについては後悔していることでしょう。
もし、あなたが復縁方法を探しているのならこの旦那が冷静になった時期がおすすめです。
離婚後の生活
無理して元気に振る舞う
旦那の離婚後の生活は、離婚当初は特に無理して元気に振る舞っています。
男性特有のプライドがありますから、「周囲に迷惑をかけたくない」「心配されたくない」と思っているのです。
時には「離婚して一人で気が楽になった」なんて嘘をつく男性もいますが、内心ではあまり人に関わりたくないと思っています。
仕事場などでは無理して明るく振る舞っていますが、飲みや食事に誘われてもそこに行くことは稀です。
自分から切り出した離婚というのも、そうさせている一因でしょう。
暗い顔をしてはいられないのです。
前項でもお話した気持ちではいますが、今更誰かに相談することはできない状況で、妻との離婚によって落ち込む姿は見せられません。
心の中は修羅場を迎えていますが、表面上はポーカーフェイスで整えています。
そんな姿をあなたが見れば「そんなに離婚したかったの」とまた悲しい気持ちになりそうになりますが、心の中は違うことを覚えておきましょう。
女性を避けた生活
「離婚が成立したから新しい彼女を作ろう!」「次はこんな女性と結婚したいな!」なんて離婚後の旦那は一切思いません。
きっと、シングルマザーとして奮闘しているあなたも同じ気持ちでしょう。
生涯を共にして幸せにすると誓った女性との離婚によって、女性を避けて生活しています。
「今は女性と関わりたくない」「一人になりたい」とはっきり思っているのです。
女性との恋愛や結婚に自信をなくしている男性、「また失敗するかもしれない」と不安を抱いている男性、「喪失感から何かに挑戦する気にはなれない」男性の心理から、女性という存在から距離を取っていることが多いでしょう。
離婚をしたからと言って、全ての問題が解決したとは思っていません。
子供がいれば、養育費も支払いを持って成長を助けていく必要がありますし、元妻に対しても別れたから終わりだとは思っていないところもあります。
元々、責任感のある男性も多いこととすぐに切り替えの出来ない真面目さが女性を惹きつけない雰囲気を作り出していることもあるでしょう。
仕事して帰宅して寝る
離婚経験者の男性のブログを見ていても、仕事帰りに遊ぶわけでもなく帰宅して寝るだけの生活をしている男性が少なくないことがよくわかります。
仕事も「実は全く気合の入っていない状態」であり、自宅に帰っても何も考えたくないので早めに寝るという男性の多さに驚くでしょう。
落ちぶれている、と自分でも感じていますので誰かに思い切って相談することも出来なく、たとえ相談しても「今の特殊な気持ちを理解してくれる人はいない」と思い、一人の時間を過ごすことになります。
不倫や浮気には無縁だった男性に多く、現実から目を背け、一人になったことを出来るだけ感じないように寂しさから防御している状態です。
自分から切り出した離婚であっても、色々な人の人生を変える出来事ですから、目を背けたい気持ちは分からなくはないでしょう。
何となく仕事をこなし、自宅に帰って軽く食事をとったらテレビを見ることもなく寝て一日を終える生活は数か月は続くようです。
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離婚してはじめて気付く感情
離婚への話し合い時には想像もつかなかった気持ちになるのが離婚後の男性です。
実際に離婚が成立し、一人での生活が始まった途端に気持ちや生活の変化に気付き、茫然とすることも少なくありません。
今では、そのどうしようもない気持ちや寂しい生活をブログに綴っている男性も多くいますので、ぜひ目を通してみるのもいいですね。
私たちが思っている以上に離婚をしたことについて、後になって考えている男性がいることが分かるはずです。
「自分から離婚するって言っておいて」なんて気持ちになるかもしれませんが、実は繊細な心の持ち主なのでしょう。