専業主婦という言葉が死語と表現されることもあるくらいに、今は共働き夫婦が増えています。
その影響から、家庭での男性と女性の役割も変わってきて、最近では「イクメン夫」が注目されています。
ママと同じくらいに家事をしてくれるイクメン夫もいて、主婦業と仕事と育児をする女性は大助かりでしょう。
しかし、その分離婚の理由も多岐に渡っていることもあり、イクメン夫が離婚を考える場合もあるのです。
そこで、離婚したい理由とその対処方法についてご紹介しますので、大好きな旦那といつまでも夫婦関係を継続させられるように参考にして離婚回避していきましょう。
目次
イクメン夫が離婚したいと思う瞬間
これ以上できることは自分にはない
イクメン夫の質はたくさんの報道などから高まっています。
あなたとしても、子供の育児をアレコレとお願いしたいと思うことでしょう。
そして、しなければいけないことがどんどんと増えて「これ以上できることは自分にはない」と思い離婚を切り出されることがあるのです。
男性も女性と同じように仕事に励み、そして育児や家事を分担しています。
どうしても「今日は出来ない」「明日じゃダメなのか?」と思ってしまう日もありますが、それでも共働きということで体に鞭を打ってイクメンしています。
「結婚生活はこんなもんだ」と自分に言い聞かせているところに、より高度なことを妻から求められた時には心身ともに疲れ果てている場合に離婚を考えるのです。
完璧なイクメンを求められて
テレビや雑誌など、イクメン夫を特集しているのをよく見かけるようになりました。
「よその家ではこうなのね」「旦那にもコレをしてもらおう!」と参考になることも多いでしょう。
しかし、私たちへ情報と入ってくるイクメンパパは女性にとって理想的で完璧な姿なのです。
ママとしては最高のイクメン夫の目標が出来るわけですが、実際には難しいもの。
完璧なイクメン夫を求められていることを知った旦那は離婚を考えます。
子供のことを愛しているからこそ、たくさんのことをして触れ合いたいとは思っていますが、型にはめられることを嫌う男性も少なくありません。
家事や育児だけではなく、完璧を求める妻に対して結婚生活が窮屈に感じてしまいます。
そこから逃げ出し、「自由になりたい」という気持ちが芽生えた時には、このままイクメンで居続けることに自信をなくしているのです。
男として立ててくれない
共働きで旦那がイクメンという場合、立場は対等だと意識している人も多くいます。
もちろん、夫婦は対等であるべきなのですが、少なからず男性心理の中には「自分を立てて欲しい」と感じているものが存在していますので、人前でも男として立ててくれないと結婚生活を送っている意味を見失ってしまうのです。
外に出た時、人前で過ごす時だけでもいいので、ちょっとだけでもいいから立てることを意識しなければ、男性はこれ以上頑張れません。
二人の時だけ褒めたりおだてたりするよりも、第三者に「旦那のお陰で」「私よりも育児が凄いんですよ」と言うと、喜んでイクメンを続けてくれます。
ご褒美があれば頑張れるという単純な性質を男性は持っていますので、上手く付き合っていく必要もあるでしょう。
仕事を抱えているのはママと同じ、頑張っていることをあなたが認めてあげることで、結婚生活を終わらせる判断を下すことはありません。
イクメン夫との離婚を回避する方法
感情的にならない
好きで子供との時間を多くとっているイクメンも、時には仕事でぐったりしたいところをグッと耐えている場合もありますので、あなたが感情的になってしまうとタカが外れてしまう場合があります。
そして、感情的になった女性を見るのを男性は嫌います。
自分もパパとして理想を追い求めているところに、ママである女性が感情的になった姿に目を疑う男性もいます。
夫婦は鏡ですから、妻が感情的になると自然と夫も感情的な物言いとなってしまい、夫婦間のトラブルに発展してしまうのです。
共働きで支え合っている夫婦でも全てお互いを理解しているということはなく、ある程度の不満を抱えていますので、それらが爆発して修復不可能な状態となることもあります。
夫婦でも、超えてはいけない線があるものです。
理性的な自分を忘れないように意識することで感情的に話しをすることを防げます。
和やかに穏やかな家庭を築けるように、普段から言いたいことは言える関係を築いていきましょう。
ノートに問題点を書き出し改善策を導く
イクメン夫が離婚を考えている時というのは、二人の間に問題が勃発しているからです。
その原因や理由を省くことが出来れば、完全なる離婚回避となります。
しかし、考えても原因が分からないことはあります。
あなたとしては夫婦や家族として上手くまわっていると思っているからです。
旦那としてイクメンをしているからこその不安や不満、改善して欲しいことが山のようにある状態であることに気付かなければなりません。
そのために、ノートに夫婦としての役割や考え方などを一つ一つ書き出しましょう。
それを元にして原因を探っていくと、改善するべきポイントが現れます。
「これでは旦那は大変だっただろうな」「もっと気を楽にする方法があるな」と可視化したものを見て感じられるでしょう。
それを元に、旦那と話し合いの場を設けて、しっかりと話し合います。
「分かってくれたか」と夫は安堵しますので、今度は二人で改善点をあぶり出し、実際の行動に移してください。
夫婦問題の専門家に相談する
夫婦問題の専門家に相談することで、イクメン夫との離婚を回避することが出来ます。
当事者同士ではどうも話しが上手く出来ない場合、問題は起きているけれど原因が分からない場合には、第三者に客観的に見てもらう方法をおすすめします。
そこには、現状のトラブルではなく心のトラブルも起きている可能性もあるでしょう。
旦那も子供が出来て気負い無理をしていたのかもしれません、あなたも理想を追い求め過ぎて心が疲れてしまっているのかもしれません。
自分たちでは分からない問題点をあぶり出してもらい、時には話しを聞いてもらうだけでも気分が楽になることもあります。
夫婦問題の専門家は、これまで様々な夫婦を見てきていますし、もちろん現代の夫婦の在り方も知っています。
若い夫婦が何に悩み、どうしてくべきかを導いてくれることもありますので、どうぞカウンセリングを旦那と一緒に受けてみることを検討してください。
これからあなた方夫婦は、様々なことを模索しつつ二人だけの夫婦像を築いていく時です。
周囲からの情報に振り回されていることも考えられますので、夫婦の危機に助けを求めてみましょう。
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共働きイクメン夫と離婚しない方法があります
イクメン夫の子どもへの接し方や家事への参加を見ていると、離婚なんて考えていないように見えます。
だからこそ、旦那からの離婚の意思を告げられた時には驚いてしまうでしょう。
しかし、そんな共働きイクメン夫との離婚は阻止することが出来ますので安心してこちらの内容を参考にして実行に移しましょう。
原因を知り、理由を排除する方法を取ること、そしてイクメン夫の心の苦悩を理解することで、夫婦としての結びつきをより強固なものに出来るはずですよ。