夫婦生活はいつまでできるものなのか、そしてその普通は何歳なのか気になりますよね。
その時がいつくるのかなんて、他人に尋ねることはなかなか出来ないものです。
そこで今回は「夫婦生活はいつまで?!何歳までSEXをすれば普通なの?」についてご紹介します。
他人には聞けない夫婦生活の中でも、いつまで続けることが出来るのかを今から知っていれば、今をより楽しむことにも繋がります。
そして、年齢を重ねた時のことをちょっとだけでも想像することができますよね。
目次
普通を知る前に人は何歳までSEXできるの?
「普通」を知る前にぜひ、SEXのできる年齢について理解を深めていきましょう。
何歳までSEXできるのか?の議論は男女に分けて行う必要があり、それは男女は本質的に違うことが理由に挙げられます。
男性の場合
男性の性欲はずっとあると言われています。
しかし、体の機能として勃起をしなくなってしまえばどう足掻いてもSEXはできなくなってしまうのです。
勃起をしない、固さが足りない年齢になるのは人それぞれで、一生現役の男性もいれば20代や30代から何かしらの原因で勃起不全になることがあります。
女性の場合
女性の子宮は受動的ですので、いくつになってもSEXをすることはできます。
ただ、愛液の減少によって工夫が必要になることもありますね。
更年期を迎えた頃から、性欲の減退を感じるようにもなりますので、SEXができることとSEXをしたいかの感覚は分けて考えなければなりません。
しかし、男性に求められたら気持ちとは関係なくSEXをすることは何歳になってもできるのです。
もちろん、年齢を重ねても性欲を感じている女性もいますが、日本人の女性はどちらかというとSEXに淡泊な考え方をしている人が多いのも特徴ですね。
実際に聞いた50代60代のSEX事情
50代60代に実際に尋ねてみたSEX事情をご紹介しましょう。
そこから見えてくることがありますので、様々な夫婦生活があることを感じ取ってくださいね。
Aさんは58歳の女性です。
更年期も経験し閉経もしていますが、夫婦生活は半年に一度程度あります。
しかしそれは、自らの性欲ではなく夫に誘われてということです。
誘わられると断る理由もありませんし、求められることは嬉しいので誘いを受けています。
Bさんは67歳の男性です。
Bさんの性欲は若い頃とそう変わらなくあるそうです。
できることなら毎日でも夫婦生活をしたいけれど、やはり年齢とともにスタミナは低下するものですし、妻のことを考えて月に1~2回くらいが頻度です。
射精を目的としていても、気持ちいいけれどそこまでたどり着く前にやめることもあるそうです。
しかし、それでも愛する奥さんを抱くことに満足するので、これからの夫婦生活は続けていきたいとおっしゃっていました。
男性と女性、それぞれ50代60代でも夫婦生活をしている方のお話です。
加齢によってSEXに対する意識も少しずつ変わっていくのかもしれませんね。
希望と現実
女性はSEXに対して淡泊な考え方をするとお話をしましたが、生物学上ではいつまでも性欲は抱き続けるものだと言われています。
男性も女性も、希望としては一生SEXを楽しみ、夫婦生活を送りたいと思っているという希望を持っています。
それは若い方に聞くと顕著で「気持ちいいから」「愛する人と一つになれるから」という答えが返ってきます。
しかし、現実はどうでしょうか。
男性の性欲があり、勃起機能も変わらないけれど、女性がどうしてもその気にはなれないならば無理矢理夫婦生活を続けることは難しいですよね。
女性はいつでも受け入れられる体だとしても、男性の性欲減退や勃起不全が要因となり、自然のとSEXから離れていくこともあります。
一生SEXができる体であると言っても、希望と現実は必ずしも一致するわけではないのです。
きっと、夫婦生活をしなくなったという理由にはこれらが当てはまるという夫婦もたくさんいることでしょう。
したくても出来ないと思うことが夫婦のどちらかに現れるとそこでSEXから遠ざかる結果となり、それに「普通は何歳まで?」という答えを導き出すことは困難なことです。
体力的なこと、体の変化は人それぞれとしかいいようがありませんからね。
年齢を重ねてもSEXしている夫婦
年齢を重ねてもSEXしている夫婦の大きな特徴は、男性が「男でいたい」と思っていることが挙げられます。
「生涯現役」「一生男で居続けたい」と思っている男性は多く、その気持ちに付き合っている妻という構図が目立ちます。
若い頃と同じようにSEXをすることが男としての自信に繋がるようですね。
いつまで経っても「男」で居続けるためには夫婦生活が必要なのでしょう。
ただ、Aさんの話しでもありましたが、女性としては「付き合ってる」「自分からしたいわけではない」と思っていることも事実です。
夫婦生活を楽しんでいるという観点から言えば、女性もしっかりと性欲を持って夫婦生活を送ることのできる更年期前の年齢だと言えるでしょうか。
40代後半、50代半ばから更年期の症状が出始め、その前後10年を更年期だと言う方もいます。
夫婦生活は普通何歳まで楽しんでいる?と聞かれたら40代くらい、ということになりますね。
きっと、この答えも男女によって答えが変わってくるものでしょう。
男性はいくつになっても夫婦生活があれば「今でもセックスライフ楽しいぞ」との答えを聞くことになるそうです。
20代でセックスレス、60代で現役いろいろあります
夫婦生活、SEXは何歳までしているのか、その「普通」について考えてみると、やはり一つの答えを導き出すことは困難です。
20代でもセックスレスで悩んでいる夫婦もいれば60代以上になってもSEXしている夫婦はいるものです。
SEXができない、したくないと思う原因も人それぞれで、仕事などの疲労によるものや出産を機に性欲がガタ落ちしたなんてこともありますよね。
もっと精神的なものでは、恋人→夫婦→家族となるに従いSEXの対象にはならなくなった、ということ話しも良く聞く話しです。
たとえ、既婚者の同級生が集まり夫婦生活について赤裸々に語る会を開催したとしても、みな違う状況や意見が噴出することでしょう。
夫婦生活について夫婦で揉めないためにも、お互いの体のことは気持ちについて理解し続けることが大切で、思いやりある夫婦を目指していくことが重要になってきます。
思いやりをたっぷりと感じる夫婦ならば、夫の性欲ば何歳になってもあったとして、妻はその気持ちに応えてあげたいと思うことで、いつまでも夫婦生活のある二人にもなれます。
自分勝手な欲求をぶつけられると余計にSEXから遠ざかってしまうことにもなりますからね。
今から週十年後のことを見据えることは、夫婦として添い遂げる覚悟を決めている証でもあります。
夫婦にとっての普通を
「夫婦生活はいつまで?!何歳までSEXをすれば普通なの?」についてご紹介しました。
夫婦生活の普通は、あなた方夫婦の普通を作り上げればいいのです。
年齢を重ねても夫婦生活を送っている人の意見を聞いて頑張ろうと思っても、体の変化によっては、したくても出来ないのですから、あまり気負わずに夫婦でのSEXについて考えてみてくださいね。
「普通」に縛られることなく、夫婦ごとに違うものですから、あなた方夫婦が普通だと思うことが、これからの夫婦の絆に繋がりますよ。