「夫が気持ち悪い!」なんとも夫婦としては物騒な言葉に聞こえますが、実際にそう感じている妻は少なくありません。
交際している時、結婚当初は気になることもなくラブラブだったのに気になり始めると大嫌いになってしまう…
夫を気持ち悪いと思うことで、ついつい冷たい目で見てしまったり、最悪離婚をするケースに発展することもあります。
生活をすることで、だんだんと許せない行為、行動が目立ってきてしまい、大好きだった夫を大嫌いになってしまう女性の本音、参考にしてこれからの夫婦生活に役立たせていきましょう。
旦那から発せられる音
まずは、旦那から発せられる音について見ていきましょう。
その音を不快だと感じていることで、妻は気持ち悪いと感じてしまいます。
食べ物を咀嚼する時の「くちゃくちゃ」、安眠を妨げるいびき、あくびをしながら同時に声が出るあくび、平気でするおならやげっぷ…
いびきなどは、仕方のないことだと分かっていても、妻は毎日それを隣で聞くことになりますし、安らかな眠りを妨害されることでイライラが募ってしまいます。
特に気持ち悪いと思われるのは、おならやげっぷ、食べ物の咀嚼の音です。
おならやげっぷも体のしくみとして仕方ないとしても、悪気もなく堂々とされると顔を背けたくもなるもの。
「どんな育ち方されたの?」と妻は本音で感じています。
「くちゃらー」と呼ばれる夫ならば、人前での食事にも気をつかってしまってしまうのは当然です。
旦那の臭い
妻は、いつもいい香りの中で、または無臭の中でリラックスして過ごしたいと思っています。
香りは、人の気持ちを落ち着ける効果があり、リラックスするためには無視できないものだという認識をお持ちの方も多いことでしょう。
しかし、旦那の臭いがそれを邪魔しているとなれば本能的に気持ち悪いと感じてしまうのです。
口臭、足の臭い、タバコ臭、臭いおなら、加齢臭、汗の臭い、ワキガ臭など…
これらの臭いが単発で漂ってくるだけでも不快な思いをするのに、いくつかの臭いが混ざってしまえば、気持ち悪いと近づきたくなくなるもの。
それらを気にしていない夫には理解を向けることができないと妻たちは思っています。
人に不快な思いをさせているのではないか?と疑問を持つことさえしない態度に、夫婦としてのこれからの思いやりのなさに愕然としている、といったところでしょう。
自分のことにも無頓着、そして人への印象も考えられない、最も近くで生活する妻への配慮が足りないことで悲しくも感じています。
不清潔な身だしなみ
「どうして最近近くにきてくれないの?」「たまにはエッチしよ」と旦那に誘われても、気持ち悪さを先立ってしまう原因には、不清潔な身だしなみを挙げることができます。
はっきり言って汚らしい、そんな男性とは触れ合うことは避けたい、と人間の本音が行動に出てしまうのです。
毎日お風呂に入らない、入っても洗髪しない、ギトギトな顔、トイレ後に手を洗わない、歯石などで口の中が汚い、爪が伸びている、爪アカが溜まっているなど。
「触らないで!」と強く反発したくなるものばかりです。
結婚する前までは、清潔な男性だと感じていたのに、結婚後には変わってしまったと気付いた妻は、自分への想いに疑いを持つようにもなっているはず。
「嫌われてもいいのね?」「なんと思われてもいいんだ」と夫からの愛情を感じなくなることで、余計に気持ち悪い男性という印象を持つようにもなっていくのです。
からだの変化
結婚当初から体型や見た目などからだの変化が訪れることはよくあることです。
しかし、きちんと自己管理をしていれば防げたことも数多くあるはずなのに、自分を顧みないところに原因があることで、気落ち悪いと思うことも。
体重の増加、しわが増えた、不摂生が原因の薄毛、ビール腹、生活習慣病、体力の低下など。
「奥さんに美味しい手料理を作ってもらっているのね」と太ったことを他人に言われても、妻としてはあまり嬉しくはありません。
それよりも、「あの頃の格好いいスタイルのいい彼に戻ってよ!」なんて思ってしまいます。
既婚者という大人なのですから、自己管理や維持くらいは自分でよく考えてよ、とは妻の本音です。
筆者は夫が太ったことを義母に「あなたのせいね」と言われたことがありますが、旦那のお小遣いはほとんどお菓子の購入なのにと思った経験あり...
自分で良い男でいようと努めていないことに、腹を立てつつも気持ち悪さが全面に出た態度をしてしまう女性もいることでしょう。
性的嗜好
結婚当初は、セックスライフを満喫して様々なことに二人で挑戦していた時期もあるものです。
未知の世界に「こんな顔もあるのね」とドキドキした経験をお持ちの方もいるはず。
しかし、夫の性的嗜好を気持ち悪いと思う妻は実はたくさんいるのです。
格好つけた仕草、赤ちゃん言葉、変態性欲者(ロリコン、熟女好きなども)は女性が引いてしまうこともあります。
性というものに対して、少なからず人とは違う、または少数派の嗜好を持っている人はいますが、それらが群を抜いて際立っているとするならば気持ち悪さマックスです。
特に、犯罪に近いものであるロリコンなど他の女性に向けられる目は気持ち悪くて仕方ありません。
気持ち悪いを通り越して恐ろしさを感じることもあるでしょう。
そんな旦那と一緒に生活をしていると気疲れを起こし、心労を溜め込んでしまう前に対策を練る必要もあります。
性欲という特殊なものだからこそ、安定を求める妻からすれば「これからも夫婦としてやっていけるのだろうか」という疑問さえ浮かんでくるのが本音だと言えるでしょう。
他の女性に対する態度(母含む)
最後に、夫が他の女性に目を向けるその眼差しに気持ち悪さを感じる妻の声をよく聞きます。
興味があるのか、気があるのか「妻という存在がいるのに」他の女性を凝視する目、もう見ていられません。
特に、過去に夫が浮気や不倫をした経験のある人には気持ち悪さは倍増して感じられます。
不安や心配を通り越して、「生理的に無理!」な状態に至るケースもあるくらいです。
また、夫の母親への態度にも不快感を持っていることも。
マザコンの境目を超えている場合や、いまだに母親から自立できていない甘えん坊な夫の姿は見るに堪えません。
それは「嫌悪感」へと繋がり、夫婦で過ごす意味、これからの人生への不安について頭を悩ませることに繋がります。
「だったら好きな行動が出来るように離婚したらいいじゃない!」
妻は夫への本音をぶちまけ、気持ち悪い結婚生活にピリオドを打とうと試みるのです。
一度、気持ち悪いと思ったことは多少のことでは拭えませんし、その思いはどんどんと増幅していき、結果的には婚姻関係の解消を迎えます。
夫婦の危機は夫の気持ち悪い行動にあり
あんなに「好きで、全てを愛している」と思っていた妻が夫を気持ち悪いと感じることで夫婦の危機はやってきます。
その気持ち悪さを正そうと努力をしても、旦那はどこ吹く風の態度では、夫婦生活を継続することは難しくなることも。
気持ち悪いという感情は、大きくなり、同じ空間にいたくない、一緒の空気を吸いたくないとまで嫌悪していくのです。
何となく気になる程度のことならば、今の内に正しい生活を送れるように妻として補助していくことをおすすめします。