節約のため、愛情表現のため、料理好きのためと旦那に毎日お弁当を作る妻は少なくありません。
愛妻弁当を持って仕事に出掛けて行く男性が珍しくもなく、力も入ります。
「せっかく作るなら夫を喜ばせたい!」「今日の弁当最高!」と毎日言ってもらいたいと思うものです。
こちらでは、簡単なレシピで忙しい朝でもそれほど手間なく作れる喜ばれるお弁当をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
甘い卵焼き
子供の頃、母親に作ってもらうことの多い甘い卵焼きは大人になってからはなかなか口にすることはなくなります。
基本的には出し巻き卵が主流となりますので、ひょんな拍子に甘い卵焼きがあると嬉しくなるのが男性です。
彩りも鮮やかな黄色になり、お弁当を華やかにさせることもあります。
レシピも簡単です。
一つの卵に卵を小さじ1/3を混ぜて焼くだけ。
要領としては出し巻き卵のようにくるくる巻いていくと、お弁当箱の大きさに合わせてカットしやすくなります。
注意点は砂糖が入っているので焦げやすくなることです。
素早く、上手に巻いていきましょう。
お弁当に入れる食材に困った時には、卵焼きは彩りを鮮やかにしてくれますので重宝するものですから、時々でも旦那のお弁当に喜ばれる甘い卵を入れてあげましょう。
食べてびっくりした後は懐かしい気持ちになってくれ「また作ってよ」なんておねだりされることになります。
毎日のお弁当ですからリクエストをされた方が妻としてもありがたいものです。
焼肉丼
体力仕事の夫ではなくても、頭を使う仕事をしていることは同じですので、スタミナがつくものを昼食に取りたいと思っている人は多いものです。
栄養も大事だけけれど、「午後もがんばるぞ」という気持ちにさせてくれるお弁当は、味だけではなく心意気が喜ばれます。
おすすめは焼肉丼。
お弁当箱の蓋をあけた瞬間からテンションが上がること間違いなしで「男心の分かる妻」として評判も上がります。
牛肉小間切れ200グラム
ニンジン・ピーマン1/2個
ねぎ適量
ごまひとつまみ
一味はお好み
焼き肉のたれもお好み
牛肉を炒め、焼き色がついていたところで野菜を投入します。
野菜がしんなりしてきたら、焼き肉のたれをかけ和えていきます。
ごはんの上に盛り付け、ごま、ネギ、一味を飾ったら完成。
昼食までには、味の染みついたごはんにもなりますので豪快に食べられるお弁当です。
がっつり食べたい旦那さん、昼食に時間の取れない旦那さんには特に喜ばれるお弁当となります。
照り焼きチキン
子供からお年寄りまで大好きな照り焼きチキンはお弁当でも定番になっているという方も少なくありません。
照り焼きチキンと聞くと、「手間がかかりそう」「お弁当にササッと作れないのでは?」という声も聞かれますが、そんなことはありません。
鶏もも肉150グラム
塩・こしょう少々
小麦粉適量
サラダ油大さじ1
しょうゆ大さじ1
みりん大さじ1
酒大さじ1/2
準備するものもそれほどありません。
鶏もも肉は余計な皮を切り取り、一口大に切って塩・こしょうをします。
小麦粉を鶏もも肉にまぶします。
熱したフライパンにサラダ油を入れ、鶏もも肉の皮面をしたにしてこんがりと焼きます。
5分ほど中火で焼いたら裏返し、ある程度火が通ったらしょうゆ、みりん、酒を入れて絡ませ、弱火にして蓋をします。
汁気がなくなったら完成です。
中までしっかりと味が染み込み、味付けばっちりでお弁当の中のインパクトを挙げられます。
「やっぱり肉!」という夫には、健康のことも考えてチキンはおすすめです。
野菜の肉巻き
「少しひと手間をかけて愛情を表したい」「野菜でちょっとは健康に気遣って欲しい」というあなたには、野菜の肉巻きをご紹介します。
焼いたり蒸したりしてポンッとお弁当に詰めるのではなく、少しだけ手間をかけられて作る本人も大満足です。
ニンジンとピーマンは下茹でしておきます。
薄切り牛肉を両面焼いて、中に野菜をはさんでクルクル巻くだけで完成です。
たったこれだけなのに、お弁当の彩りもよくなり、食欲を高めることができます。
午前中から大忙しの旦那さんの中には、お昼になると食欲が低下しているなんて話しも聞きます。
しかし、お弁当にお肉があることや彩が良いことでしっかりと食欲を取り戻してもらえるのです。
お弁当の蓋をあけて、茶色のものばかりでは見ただけで胸やけがしてしまうこともあります。
特に、夏場にはスタミナをつける意味でも栄養面でも野菜の肉巻きはおすすめです。
もちろん、お弁当におすすめですので冷えても大丈夫です。
レバニラ
「梅雨から夏場にかけて、暑さや湿気で元気がなくなってしまう旦那が心配」という奥さんや「ごはんにあうおかずが欲しい」という旦那さんにはレバニラをお弁当に入れましょう。
レバーは女性にも優しい食材ですから、旦那さんのお弁当と一緒に二つ作っても素敵です。
レバー75グラム
ニラ2本
もやし1/2袋
小麦粉・片栗粉大さじ2
オイスターソース大さじ1
豆板醤小さじ1/2
酒小さじ1/2
香味ペースト小さじ1/2
醤油小さじ1/2
レバーには、下味用の調味料(にんにく小さじ1、しょうが小さじ1、酒大さじ1/2、しょうゆ小さじ1/2)で漬け込みます。
冷蔵庫で15~30分ほどです。
レバーの水気を切り、小麦粉と片栗粉をまぶします。
フライパンにごま油をしき、揚げ焼きしてください。
表面がこんがり焼けて来たら、キッチンペーパーにあげます。
再びフライパンにごま油をしき、ざく切りしたニラともやしを炒め、こしょうを少しだけ振っておきます。
火が通ったところで、オイスターソース、豆板醤、酒、香味ペースト、醤油を入れて味を染み込ませ、煮詰めたら完成です。
白いごはんにもよく合うレバニラですから、夫も大喜び間違いなしです。
から揚げ
から揚げもどの世代にも好まれていて、お弁当の定番です。
最近では美味しい冷凍から揚げもありますが、前日に仕込んでいれば簡単に朝仕上げることが出来ますので、お弁当のおかずとして挑戦しましょう。
適当な大きさに切った鶏むね肉を、酒、しょうゆ、大蒜、しょうが、塩コショウで
揉み込みます。
ジップロックなどを使うと、洗い物もありませんのでおすすめです。
しっかりと揉み込んだら、冷蔵庫で一晩寝かします。
翌朝、片栗粉をつけて揚げるだけで完成です。
味が染み込んでいますので、お肉も柔らかく、お弁当のおかずとして冷えても問題ありません。
から揚げは揚げる行程があるので面倒がちに思われますが、味付けさえしていれば簡単レシピの一つなのです。
みんなが大好きなから揚げ、しかも手作りで旦那さんも愛妻弁当に舌鼓を打つことでしょう。
もちろん、節約にもなりますから夕飯を作る時に一緒に下味をつける作業をしていれば面倒なことはありません。
いつでもどこでも妻の愛情を
毎日のお弁当、献立を考えたり食材の買い物をしたり大変なこともあります。
しかし、お昼休憩にホッとした時に、妻からの愛情たっぷりのお弁当は旦那さんを癒す高価もあり、午後からの仕事にも身が引き締まります。
夫が喜んでくれるお弁当、案外定番なものが多いので、元気がない時や疲れている時などにはどんどんと活用していきましょう。
妻が仕事を応援してくれているとも思ってもらえますので、高評価なお弁当になるような工夫をちょっぴりとだけしてくださいね。
簡単なものでも構わないので、夫の好物を入れていきましょう。