「旦那に離婚したいと言われてしまった…」
「でも、離婚したくない」と思っているあなたは旦那を思い留まらせる方法が知りたいでしょう。
良い例と悪い例をマニュアルとしてご紹介しますので、ぜひ参考にして夫婦関係の修復や復縁に役立ててください。
離婚回避の方法を間違ってしまうと、後戻りできない後悔を感じることになります。
目次
離婚回避に良い例
別居をさせなかった
離婚を考えている男性は、出来るだけ早く距離を置きたいと思っている場合がありますが、別居を認めなかったことが離婚回避に繋がるケースは多くあります。
夫婦としての問題や自分の気持ちを、距離を取ってじっくりと考えたいと思うのです。
しかし、別居をしてしまうとじっくりと考えることが出来たとしても、離婚の確率を高めてしまうと言われています。
どうしても相手の女性への愛情や子供と離れることで「大事だな」と思える気持ちが薄らいでしまうのでしょう。
一人で暮らすと「楽」な気持ちも味わうので、離婚に気持ちが傾き夫婦関係の修復や復縁には繋がらないのです。
別居をしたことがきっかけとなり、男性の離婚への気持ちを加速させないために、その方法は避けなければなりません。
両親に介入させなかった
夫婦の離婚問題に直面した時に、相談する相手に両親を選ばないことが離婚回避を成功させる方法です。
その理由は、夫婦の問題に心配するあまり首を突っ込み過ぎてしまうから。
自分の娘に相談されると、「親として何とかしてあげたい」という心理になり、聞いた相手の話しだけを信じて、夫側の意見を無視し余計に離婚への想いを頑ななものにしてしまいます。
離婚しないという結果だけに向かって、夫婦関係の改善のための話し合いを端折ってしまう傾向もあります。
あなたの両親は常にあなたの味方です。
言葉の端々に「夫は敵」という心理が垣間見えることもあり、これは危険です。
離婚回避する際には、前向きな気持ちが前提となりますので、両親の介入は離婚を早めてしまうかもしれません。
しかし、離婚に悩んでいる時には自分の思いなどを整理するために誰かに相談するという一つのマニュアルが存在しているのも事実です。
両親のことを信頼して尊敬している人、自分のことを一番分かってくれると思う時には相談する手段もありますが「話し合いは私たちでするから」と一言付け加えておきましょう。
子供を理由に引き留めなかった
「子供の将来はどうするの?」「子供のために離婚はしない」と言わないことが離婚回避に繋がります。
子供を理由に旦那の気持ちを引き留めようとする場合、与える心理は「俺じゃないのか」ということです。
男性は、承認欲求の強い生き物です。
あなたとの離婚を考えた際、「俺は必要ない存在なのかもしれない」「妻にとって自分は何だろう」と考えています。
そこから、不倫や浮気に走る可能性だってあります。
子供を前面に出して離婚を阻止しようとしていると、あなたの離婚したくない理由は「子供だけ」だと受け止められてしまいます。
良い例は、夫婦の間での話しをすることです。
もっと言えば、人と人との関係を見直すことを提案していくことでしょう。
「私にはあなたが大切で必要だ」と伝えることが重要です。
女性として求めている相手であること、これからの人生を過ごしていきたい相手だということをしっかり伝えてください。
夫婦関係の修復や復縁には、男性の承認欲求を満たすことを意識しましょう。
離婚回避に悪い例
寂しさから不倫や浮気をした
旦那の離婚回避したい時にやってはいけない悪い例の一つが寂しさから不倫や浮気をすることです。
一時的な慰めで寂しさを埋める方法を他の男性に求めてしまうのはいけません。
夫婦関係がギクシャクし、自分のことを理解してくれる身近な人がいなくなると、どうしても寂しさは募るでしょう。
誰かに寄りかかりたくなる気持ちも十分に分かります。
しかし、その不倫や浮気がバレてしまったらどうなるのか、旦那からあなたへの愛情は一気に氷点下まで下がり、慰謝料の請求までされて女性側有責での離婚が決定するのです。
離婚したくない気持ちが、現実の離婚を自ら引き寄せてしまいます。
不倫や浮気からの慰謝料請求はマニュアル通りですし、離婚をはっきりと切り出されても拒否権はあなたにはありません。
「顔もみたくない」「信用できない」という心理に陥ることは想像出来ることですから、理性を持って、他の男性にフラフラしないようにしましょう。
離婚調停で感情を爆発した
離婚調停をし、夫婦生活に終止符を打ちたい旦那と離婚回避したいあなたが話し合う場合に、感情的になってしまい失敗するケースもあります。
二人で話し合いが出来ない時に、離婚調停となるので、あなたにとっては最後の砦です。
調停委員に間に入ってもらい、公平にそして客観的にみてもらい判断されるものです。
冷静に挑み、しっかりと自分の意思を伝えることが出来れば、あなたの「離婚したくない」という気持ちを伝えられます。
しかし、感情的になればなるほど調停委員も人間ですから、旦那の味方をすることもあるでしょう。
夫婦関係の改善、修復に対して理路整然と説明が出来る方が調停委員に伝えられやすいですし、理解してもらえるでしょう。
夫に対しても感情的になる妻よりも冷静な女性の方が印象は良くなります。
「今の妻ならやり直すことが出来る」と思ってもらえると、慰謝料を請求されて離婚なんてことには絶対にならないのです。
別居していないのに冷却期間を置いた
別居を選ばずに同居し続けている状態で冷却期間を置いたというのは離婚回避の悪い例です。
男女の関係の修復や復縁には冷却期間が必要なことは知られた話しでしょう。
しかし、同居している夫婦にはそれが当てはまらないので注意してください。
そこにいるのに話しをしない、これは「無視されている」と思われたり「改善させる気がない」と感じられる恐れがあります。
旦那が家から出て行っていないということは、まだ心のどこかに「やり直せるかもしれない」という気持ちを持っているからだということを理解しましょう。
どう接していいのか分からない場合には、きちんと挨拶だけは交わすようにします。
知りたいことや話し合いたい時にはどんどん二人の時間を作っていきましょう。
相手をそっとしておく時間も必要かもしれませんが、それは話し合いの後に頭の中を整理してもらう時だけで構いません。
「冷却期間をおかなきゃ」と積極的に復縁のためのマニュアルを持ち出す必要はなく、まだ一緒に暮らしているということを利点だと捉えて離婚回避を目指していきましょう。
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旦那の思いを留まらせる方法があります
離婚を思いとどまらせる方法は、一つ間違ってしまうと後戻りできない後悔の道に続くことがあります。
こちらでご紹介した良い例と悪い例を参考にしてみると、離婚を考えている男性心理が見えてくるはずです。
離婚回避する場合には、相手の気持ちを知り寄り添うこと、そして最善の方法をその時々でとっていくことが大事でしょう。
あなたの気持ち、夫の気持ちをしっかりと把握し、壊れかけている夫婦関係の修復をし、再び手に手を取り合って人生を歩んでくださいね。
これまで夫婦としてやってきたあなたにならば出来ないことはありませんので、自信を持っていきましょう。